大雨と洪水

筑後川でけっきょく大量に降ってしまいました。

現在の筑後大堰放流量は3300トンです。

ピークもう少し後で3600トンくらいになるでしょうか。

平均年最大流量を超えてしまいました。


いや、もう洪水は来なくてよかったですよ。

明日、現地入りで、定期メンテナンスと基礎生産調査です。

平常流量であってほしかったです。こんだけ流量が出てしまうとダイバーを入れられない可能性が高いです。

おそらく作業工程を組み替えることになります。

んー参った。



一方、小河内の方はさっぱり降らなかったようです。

1〜5mmくらい。

八王子より少ない。

小河内では貯水池への濁水侵入流れを計測するために洪水待機中ですが、全然来ない。



自然現象は難しいですね。

打ち上げ

前期の打ち上げを行いました。

授業にゼミに観測に、と非常に忙しい4ヶ月でした。

いや、私ではなくて学生が。


すでに研究室には多数の学生が住み着いており、毎晩数名が寝泊りしているようです。

他研究室ではほとんど大学に来ていない学生もいるようですから、えらい違いです。

その分、成長することでしょう、間違いなく。


で、打ち上げの写真を加工してHP担当者に送付しましたので、近日中に公開されるのではないかと思います。

くだらない写真の加工に2時間ちかくかかってしまいましたw

豪雨

梅雨明けかと思ったら、またまた豪雨。

打ち上げコンパ中に九州北部がえらいことに。

福岡市内で時間雨量90mm。。。


90mmって凄いですよ。

私の経験では時間50mmが最高ですが、

・傘がさせない(雨が重すぎて傘の骨が折れそうになる)

・車が浮く(道路が水溜りになってしまってタイヤが空転する)

・轟音で会話が聞こえない

こんな感じでした。

90mmはその約2倍ですから、ほとんど滝壺の中にいる修行僧のような状態ではないでしょうか。


筑後川ではそれほど大雨になっていないようですが、それでも流量は増えてしまっています。

果たして来週の調査は予定通りに進むのでしょうか???

梅雨

全く気がつかなかったけど,西日本ではまとまった雨になったようです.

山口・鳥取で大雨,洪水,土砂崩れにより行方不明9名という状況.

九州北部でも200mmが降ったようで,まあ,200mmだと大したことないんですが,1500トンくらいの中規模洪水になってる模様.

これで梅雨明けでしょうか


この梅雨洪水を狙って観測を計画していた河川事務所もあるようですが,私の聞いた範囲では2つの事務所で準備が間に合わずに逃したということのようです.

なんつーか,梅雨は毎年の周期性がありますから準備しやすいはず.台風のほうが来るか来ないか分からない.

準備が間に合わなかったと聞くたびに,毎年毎年同じことなんだから何とかならないものかね,と思うのですが,組織的行動の場合は予算が降りてくる時期と発注手続きの問題で素早い対応が難しい面もあります.

しかし,洪水調査の場合は1度逃すと下手すれば来年まで1年間待機ということになりかねないので,早め早めに対応していただいたほうがよろしいでしょうな.

大学の場合は機動性が高いのですから,そういうヘマをしないことが重要です.

疲労凍死

縁起でもないタイトルであるが,

北海道の名峰,大雪山でえらい騒ぎに

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大雪山系10人死亡、下山組も散り散りに

 北海道・大雪山系のトムラウシ山(2141メートル)で、東京都内の旅行会社が企画した縦走ツアー18人のパーティーが遭難、他のパーティーなども加え同山系で計10人が死亡した事故で、厳しい雨風に体力と体温を奪われ、登山客は次々と倒れていった様子が道警の救出活動などから明らかになった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090717-OYT1T00942.htm?from=top
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私,このルート歩いたよ.

確か大学3年生の時.

北海道で企業実習をした帰りに,1人用のテントを担いであこがれの大雪山を歩いた.

旭岳からトムラウシ山を経てトムラウシ温泉という2泊3日のルート.

ルートは結構長いけど,アップダウンは北アルプスなどに比べれば少なく,ゆったりと歩ける.雄大で素晴らしい山だった.ただ,下山がすごく長かった記憶がある.



現場では大荒れの天気で氷点下まで気温が下がり,横殴りの暴風雨だったらしい.

新田次郎の山岳小説には「疲労凍死」という言葉がよく出てくる.体力を消耗して疲れ切ったところに天候悪化が重なると,とたんに動けなくなって死んでしまうという症状.

今回の遭難事故は記事を見る限り,典型的な疲労凍死のようである.

新田次郎が山岳小説を書いていたのは昭和40年代である.それは昭和40年代に若者の間に登山ブームがあったことと無縁ではないだろう.私の父親(68歳)も20歳代には社会人山岳部に所属していた.

今回の遭難者は59歳〜69歳であるから,ちょうど年齢的には,若い頃に登山ブームを経験している世代だと思われる.

仕事が一段落し,子供も家を出て行ったし,自分の時間を楽しもうか,というような感じであこがれのトムラウシに行ったものの,疲労凍死という目に遭ってしまった,のかもしれない.

残念である.



ちなみに私は疲労凍死が怖くて,登山をする際にはいつも体力と食料(エネルギー)と天候には気を遣いながら歩いていた.

そして今,現地観測でも同じように天候と体力のことを考えている.死ぬことはないけど,動きが悪くなると危ないし,成果を出せないから.

(二日酔いはどうなのよ?という突っ込みは無しで)

絶望の風景

学生部屋でゼミをしているとき,


うぉっ!! ガタガタ!!

学生の驚いたような声と椅子で後ずさりする音が!


冷蔵庫の下あたりから奴が現れたらしい

あわてふためく学生約3名


殺虫剤を手に取り,奴に吹きかけるも逃げられ,吹きかけの繰り返し

「何してんだ!直接やっちまえ!」


躊躇する学生たち



と,そのとき,勇者が進み出た!

「踏みつぶしていいですかっ!!」

「おお!ヤレ!!」

バシン!!!


おぉーー,直接いった〜


どよめく男子学生たち

スリッパから奴を拭き取る女子学生


どうなってんのよ,お前ら....
ゴキブリを女の子に処理してもらって...

情けないにも程がある.

草食系とか,そんなレベルですらない.

勉強はひとまずいいから,ゴキブリをたたきつぶす練習から始めたまえ

業界の動向

最近,何となく以前と流れが違うなぁと思うことが多いのです.

私の知っている範囲と言えば環境コンサルと計測機メーカーくらいですが,

・最大手のコンサルはそれなりに受注もあり忙しい

・中規模のコンサルは受注に苦戦しているか,あり得ないような低落札を繰り返してタコが自分の足を食ってるような状況

・個人営業もしくはそれに近い小規模の技術者集団は非常に忙しく,仕事を断っている状況


つまり,かつては大企業>中企業>個人技術者というような下請け孫請け構造があったのですが,不景気で儲けを出しにくくなってきたので,

・大企業が今まで下請けに出していた仕事を自前でするようになってきた

・とはいえ完全に自分では出来ないので,中企業を抜かして個人に仕事が行くようになった

こんな雰囲気です.


大手のコンサルは解析がメインで調査は下請けに出していましたが,経費節減のために調査も自分たちでやるようになってきています.しかし,そう簡単に調査ができるわけがない.現場は経験と勘が非常に重要で,目に見えないノウハウがあります(もっとも解析にも同じ事は言えますが).

そこで,自分の手に負えない部分は個人技術者にお願いしているようです.

以前は個人技術者と言えばコンサルから独立した人が親会社の下請けとして細々とやっていたような感じでしたが,今は有能な個人技術者にあらゆる会社から仕事が集中しています.

そのため,現場Aの元請けはX社,現場Bの元請けはY社,現場Cの元請けはZ社というように仕事を分け合っているものの,3社から個人のOさんに仕事の依頼が出て,どの現場もOさんが動かしている,みたいな奇妙な現象が生じています.


さて,この流れが今後加速するのか,一時的なものか,どちらになるでしょう?

正直よく分からないのですが,私は「解析と現場」「計測機も自分で作る」という姿勢を貫いてきました.

環境問題は解析だけで解明できるものでもありませんし,現地計測だけで全てが分かる訳ではありません.計測機だって現象に適した物を自前で考える必要があります.

ですから,フットワークの軽いマルチな環境技術者が活躍できる状況になってきたことは,歓迎すべきかもしれません.

フットワーク

フットワークというものは今の時代,企業にとって重要な要素ではないかと思うのですが,

フットワークが著しく悪くなった会社があります.

計測機メーカーのA社の話題が出ると,研究者でもコンサルでも同業他社でも皆が一様に「A社はフットワークが悪くなった」,と言います.

今日,私の部屋に来た輸入測器代理店の営業マンまでが同じ事を言ったのには笑ってしまいました.

ビックリするくらい皆が同じ事を言いますので,間違いないんでしょう.


・昔は一品ものの試作,改造など面白いチャレンジをしていましたが,今は量産品しか手がけない.

・そのわりに納期が異常に遅い.新品は2〜3ヶ月待ち.修理品は1ヶ月以上の待ち.検定ですら1ヶ月.

・営業マンが訪問販売に来る回数が減った

・融通が利かなくなった


普通はこういう会社は倒産一直線なのですが,今のところ製品の信頼性が高いのと,オリジナリティーのある製品を作っているので売れているみたいです.

しかし,フットワークの悪い中規模の会社がこのままの状態であり続けられるのか,大丈夫かいなと思って見守っているところであります.

基本的には好きな会社なんですけどね,何とかしてください.

いろいろと

5月6日に締め切りだった書籍「日本の河口」ですが,まだ,原稿の修正が続いております.

今日も修正依頼が某方面からあり,いったい何回修正すればいいの?てな感じです.

てか,修正依頼に応じる義務は無いんですが,断るのも悪い気がして,渋々応じています.

私の名前で書いているのに,某方面から横やりが入るというビミョーな状況でして,研究者としての中立性はそれで保たれるのか?とか思わないでもないですが.

修正依頼に応じる私のメリットって何でしょう?

よくわかんない.

お金くれる訳でもないし.

しかも某方面も自分の意志と言うよりさらに大きな外圧によって動かされているような感じでして,担当者と修正協議をしても結局外圧に覆されるという状況なので,お互いどうしようもない.



あーめんどくせ

ラブホ?

いつも筑後川の調査の際には博多に宿泊しますが,それは現場付近にあまりいい施設が無いためです.

ホテル・旅館は結構あるのですが,値段やサービス面で博多より2ランクくらい落ちる,というのが実感です.

とはいうものの,集中観測に向けて近場もリサーチしておくか,,,と思い検索したところ

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[久留米第一ホテル]
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/8932/8932_std.html

■3000円/泊

おーこれは結構安い


■【リフト券付】フリータイムアリナミン付♪【4時間パック】♪ダブルe ★デラックスシングルLan 冷蔵庫付帯【禁煙】

??? なにこれ?
健康ドリンク付きの4時間ダブルベッド???

ラブホですか? リフトって何?


■入館したいときにノーサインでチェックイン可能で、ドライブで疲れを取りたい、休憩を取りたい方々向けです。

マジで!?


■予約可能な宿泊プランをすべて見る(全90件)

おい,90件もプランがあるのか!
5件くらいに整理整頓しろ!


■福岡久留米の地方都市ゆえ大都市が失った、伝統や歴史人情などが息づいているのではないかそんな空気を吸いたい思いに駆られ都市高速で10分の久留米に乗り入れた。久留米Daiichi-Hotelのパーキングに停車させた、ケンタッキーの我が家を思い出させる赤レンガのアーチがある。We have old times Germany and a deep connection in Kurume-shi

・・・頑張ってポエム風にアピールしてるんだろうけど,意味がよく分かんない・・・


■注意事項:チェックインがその以降になる場合ホテル側に電話1本を入れてください。友人が電話を入れたとか荷物をホテルに預けっぱなしだから予約しているのと同じという予約はありません。

・・・・なんか喧嘩腰だなぁ・・・



というわけで,不思議ホテルの久留米第一ホテル

気になる「お客様の口コミ点数(5段階評価)」は!!!






2.08


やっぱり(苦笑)

おつかれ

筑後の現場が終わりました.

今,21時

4000トンの洪水が発生してしまいましたので,結果的に非常にタイミングの良い調査となりました.

もともと,別件で出張したついでに測量くらいしておくか,という程度だったのですが,平均年最大流量を上回る洪水が出張前日に発生したため,急遽メニューを増やしまして.

定期測量
14kの採泥(12地点)
水面標高のRTK−GPS測量

という,ほぼフルメニューになってしまいました.

14kmの河床は1番から5番までが砂になっていました.6番以降はガチガチの泥でした.

恐らく相当の侵食が生じたと思います.


しかも,エツ船がちらほら出ていましたので,明日以降は測量が困難かもしれません.

グッドタイミングでした.


とはいうものの,現場終了が20時ということでして,いつものごとく遅くなってしまいました.


小河内の方もお疲れ様でした.

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